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2015年6月5日金曜日

最後かも


抱かれても口づけはなく 見下ろした夜景の中にあなたのおうち

ロータリーのオブジェみたいね もうこれで最後かもと思うふたりは

雨が降る 二度と会わない人たちは幸せでいることにしている


梅雨がもうすぐそこまできていて、嫌だなあと思う。
部屋で音を聞いてるだけなら雨は好きなんだけど。

こないだまですごく暑かった気がするんですが、今日寒い足冷える。
(こたつは5月のうちにちゃんと片づけました)


そういえば(?)大学生の頃から長らくペーパードライバーだったんですけど、
最近夫の監督のもと運転してます。
ひとりでも小児科くらい連れてってあげられるようにならないと…と思って…

何度か必要に迫られた日は夫なしでも運転してます。
ロードバイクに遭遇した日には泣きそうになります。
こないだなんか教習以来の高速乗りました。さすがに夫いたけど。

雨だと運転がさらに怖いです。

可愛いレインブーツが欲しいとずっと思ってるけど結局買ってない。

2015年6月3日水曜日

Unknown

指先で崩れるぼうろ 大切なものを見落としている気がする

横浜の夜景が燃える ただひとつあなたが悔やむのを待っていた

気付かずにいれば同じバス停で待つ友達でいられたのにね

本当は皆とっくに知っていてまた簡単に引っ越したくなる

________________


すぐリセットしたくなるのは悪い癖です。
前から結構断捨離してる(つもり)なんですが、物が減りません。
ホテルみたいな部屋に住みたい。

娘が一歳になりました。
まだおばあちゃんのこと思い出して泣く日もあるけど、
生きてたときにかけてもらった言葉を思い出して頑張ってます。
形見としてもらってきた編み物道具の中に金色のかぎ針があったので、
それでモチーフ作れるようになりたいなぁ。

2011年3月22日火曜日

先輩

ぽろぽろとドライフラワーこぼれてる あなたの夢を見ていたらしい


「会いたいです」「会えて嬉しかったです」でも「好きです」は言ってはい(け)ない


内線でひさしぶり、と言われてる 午後のすべてが急にあまくなる


元気です今日はみぞれが降りました小さい嘘をついた日でした


汗かいたつめたいてのひら思い出すもう寝るだけの時間のなかで


すきですと言えずに覚めた夢のあと はりさけそうでじぶんをさわる


マルボロのにおいはあなた 単純な動物として今夜は眠る


***


書き溜めていたときから1ヶ月経ってしまったので、投稿。


大地震から11日が経ったけれど、
未だに余震はつづいて、怖いことだらけです。

つまらないことばかり言ってないで、
人に優しくしたい。しよう。

2011年2月18日金曜日

今日もまた

*これでもう、何度目だろう*



ビタミンはやさしいきいろ 今日もまた泣いたまぶたが空気にしみる


その声であの子の名前を聞くたびに肺に見えない穴があきます


笑っても泣いても困る顔をするあなたには触れちゃいけない気になる


今日あったことを教えてヒロインが出てくるところ以外がいいな


ぱたぱたと落とす涙の受け皿にあなたに借りた本をえらんだ



*一首目に戻る*

2011年2月12日土曜日

あなたの好きな花も知らずに

洗濯機回す真夜中 あのひとと恋人のする会話を思う


髪の毛は鎖骨あたりまでのびました そろそろ会いに行っていいですか


あのひとはいつも優しくわらうので私を認識してるか疑う


いっしゅんの日なたに呆けてる縁側 あなたの好きな花も知らずに

2011年2月9日水曜日

春なんて待ってない

待ち合わせ場所へゆくのを引き止めたい これからあなたは優しいんでしょ


泣いたなら足手まといね 見送ったあとは肉まんを買いに行くわ


今日もまた彼女のことを知ってゆく 私のことをはじに追いやって


大学はいちょうの黄色 これからはどんどん寒くなる それでいい


あの声にあの子の声もついてくる 大事にしていたのにな、のにな


「しあわせにならないで」を言う引き換えに捨てなきゃいけないあったかいもの

2011年1月6日木曜日

Esc.




どうしても逃げられないね だから頭痛薬にリボンをつけてあげるね

エナメルはみんな痛いと思ってた 今の自分の足音が好き

口実を探す会いたい会いたくない声を聞きたい聞かせたくない

いつだって受け身な人だ 彼女には自分から触れたりしているの

ひんやりと冷たいニベア缶 今日は少し素直に思い出せてる





あけましておめでとうございます。
今年もほそぼそがんばっていきます、よろしくおねがいいたします。

写真は会社でいただいた、アニエスべーのチョコレート。
しあわせな甘さでした。

2010年7月28日水曜日

Unknown

*


なにをどうすればあの子になれたのか ミネラルウォーターひかる、よぎる、君

「あれ、言ってなかったっけ」すこしずつ途切れていく まばたきするみたく

光路差はただしく伸びてまた君に会えなくなるけど抗わないの

本当は本当に言うつもりなんてないのかもしれないないないな

いなくなればいいってことではないんだよちゃんと覚えて手 帰って 泣いて

美しく自由落下していった花火になれたらまだよかったのに

ずっと夢だったの、きみの手を払って走って逃げて、みたかったの

壊れればすぐ醒めるわけでもなかった あなたはずっと優しかったので

不完全なものをたくさん残しつつ生きる わたしが楽になるため

化粧水ボトルのへこむやわらかさ そこだけ狂っているようなピンク


*


ここ数日間、ずっと短歌を詠みたかったんです。

2010年6月2日水曜日

羽虫

水たまり踏んでしまった あの子でも肌荒れすると信じたかった

一度きり、一度きりっていいながら発熱を繰り返していたい

気まぐれでやさしかったな気まぐれでやさしかったな泣いてしまおう

食べたくもない羽虫だったのだろう仕方なく餌をくれたのだろう



2010年1月12日火曜日

KNOWN

苦しいってどこからだろう メガネ踏みつぶしたとこで嵐が止まる


返信をくれなかったことくらいなんで今でも許せないんだろ

宛名さえ書かずに捨てたけど今も読んでほしいと思ってるんだ

本当にわかってないね(大切なことは言えない)わかってないよ

初雪はなるべく見ないようにしてた だってきっとまた恨んじゃうから



2010年1月7日木曜日

お手紙+おすそわけ第8回のおしらせ



今日は仕事に疲れておうちの郵便受けを開けたら、うれしいことが!


いつもお世話になっているたつ兄さんの本屋さんBooks DANTALIONのフライヤーと、高校時代のお友達から年賀状。

フライヤー、もうかわいくてかわいくて。
うきうきで部屋に帰りました。やったったー。
また本注文します。

そして年賀状、ちょっとみづらいですが印刷ではなく手作りなのです。
マステとスタンプで。すてきだー。
手作り、とか、手書き、っていいですよね。



さてさて、年賀状の季節です。
イマイさんのブログ、ゆびおり短歌にて、おすそわけ第8回、「年賀状」が更新されています。

みなさまは年賀状書きましたか?
私はすくないけれど、書きました
かわいい寅のイラスト印刷に、メッセージを添えて。
手書きの手紙なんて、あんまり書く機会はなくなってしまったけど、なくしたくないなあとおもいます。


ぜひお読みください

2009年12月29日火曜日

手を振ったけれどあなたはお辞儀した

ほんとうは指摘したくてたまらない いつも納得してないきみを

あのころの彼女と今のわたしとは何が違うのだろうね 時雨

嘘だってわかっていても「わかった」と言うのを知っててきみは嘘つく

必要じゃないものに会いに行きたくて動物園のゲートをくぐる

テレビでは男と女が言い合って 「あんなふうにはなれなかったな」


2009年12月17日木曜日

だいじょうぶ、わかってる

まだすこしきっかけが要る 「飲んでみる?」って新しい午後ティーを差し出す

他人事(ひとごと)のようなスキです今のうちせいぜい序章を楽しんでおく


手遅れと気が付いたのは返信を打つ時間を計算してるとき

こんなこと友達が本気で言ったらきっと私もあきれるだろう

だいじょうぶ友達はみんなわかってる 全部ちがうし全部ただしい

他人事のように笑うよねほんとうにどうせ他人事なんだろうけど

同罪と思ってないね? いつだって逃げられるって思ってるでしょ


わかってるわかってるって言いながら 結局ぜんぶ許して眠る

2009年11月30日月曜日

今はもう足元をさらってくれない波打ち際でずっと待ってる

何回もはがしたかさぶた 駆け出していきそうなのを死なせないため

今日もまた手紙を書けない夜なのでふたりの好きなスピッツを聴く

あの頃は互いに差し出していた手をうまく繋げず「今日も寒いね」



2009年11月22日日曜日

トワイライト


ぶつけても泣いても面倒なんだろう それなら「可愛い」ままでいたいや

撫でないで 今日は特に夜ときみから逃げ切れる気がしないんだ

かみさまはそうしないと決めたのだろう 別れたなんてほんといまさら

みんな寝てしまった狭い部屋の中ふたりでメンズポッキー食べる

溶けた氷、ちらばったゴミ こんなとこ一緒にいたいわけじゃなかったのに



一生のおもいでにする 朝焼けで正気に戻る前にキスして

2009年10月29日木曜日

よる

いまここでどんなにうずくまりたくても あのとき拒絶するしかなかった

最後って言葉に信憑性はない わたしにしてもあなたにしても

爪立てるわたしでもいい思い出す時にはどうか目を細めてね

しあわせなまま気づいたりしないように上手に騙してくれたらよかった



+++



鬼束さんの新しいアルバムが出て、とても幸せ。

2009年10月13日火曜日

海鳴り

泣き出したのが先なのかこの海が出来たのが先なのかしらない

曇りの日私の肩を抱いたひと今は海鳴りだけがのこって

こんにちは、波、さようなら 取り返しつくものを信じそうになってる

ほしかったものはひとつだけなんて少なくともわたしは嘘だったよ



あの花はお城の上に挿しましたそのうち波がさらうのでしょう

2009年10月7日水曜日

弱い雨のふる夜に

ふたりして逃げるんだったらこんな夜だね そうだねこんな雨だね

ほんとうは気付いてるよね さっきから息が荒くなってることも

あったかいことは悲しいこうやって笑っていてもどうしていても

端切れはどうしたって端切れだよ 8割持ってる子が勝つんだよ

はっきりと言ってくれなきゃわかんない言ってくれてももう止められない

哀れんでもらえるだけで変わらない そうかこのナミダは無駄なのね

やわらかい砂の上を歩きたい はじまりのほう思い出すため



2009年9月25日金曜日

Unknown

正妻のことは知ってるくちびるの色がきれいなよく笑うひと

この部屋は照明までがわたしのことばかにしているようなんだよね

電話する代わりにコンビニへ出かけた 夜風で少し現実に戻る

いまわたしこのまま冷静をつかめばあなたのことをきらいになれる

朝起きて顔洗ってもおんなじで毎日毎日絶望してる

主役では絶対なくて脇役である気もしない怒る気もしない

こんにちはさようならですませればよかったんだねよかったんだね



+++



なぜだかわからないけれど、
好きな人に彼女やら奥さんやらがいるような歌ならいくらでも出てくる気がします。
きっとあの恋のインパクトは相当だったんだな。

壊れても何度もむりやり直して抱きしめてきた4年間。
決して戻らない4年間。

2009年9月16日水曜日

甘くて白い幸福な砂糖

一度しか来ない夏の終わりだしあなたに嘘をつくことにする

しあわせになろう 手に入らないから好きだったということを忘れず

悲しくはないけど今日もたべている甘くて白い幸福な砂糖

さよならを言っても信じてくれないね だってどうせまた会うものね

長袖と長い夜がうれしくて片思いしててよかったと思う

おきよめのつもりで歯みがきをしている第3者とキスした翌朝に

ほんとうは仲良くしていてほしいんだ 角のドーナツ屋はきょうも素敵

あの細いうでにも温度はあるのだろう だれかに熱をうつされるのだろう

もし100回うまれかわったとしたって何回あなたとしゃべれるだろう

ぺたんこの靴なら似合うと思ってる ちっぽけなことによりかかりたい

連休がきたってわたしはわたしだしあなたはあの子を愛しているし

1秒でいいから何か思ってよ 今夜はあったかくして眠ろう

あのひとじゃなければこんなに簡単にさわれてしまうことに驚く

心臓はわたしにだってあるのだとちゃんとわかってしまった夜だ