*これでもう、何度目だろう*
ビタミンはやさしいきいろ 今日もまた泣いたまぶたが空気にしみる
その声であの子の名前を聞くたびに肺に見えない穴があきます
笑っても泣いても困る顔をするあなたには触れちゃいけない気になる
今日あったことを教えてヒロインが出てくるところ以外がいいな
ぱたぱたと落とす涙の受け皿にあなたに借りた本をえらんだ
*一首目に戻る*
2011年2月18日金曜日
2011年2月16日水曜日
おすそわけ第32回のおしらせ
イマイさんのブログ「ゆびおり短歌」にて、おすそわけ第32回が更新されています。
お題は「字」です。
私も学生の頃字が小さい、薄いとよく言われてました。
大きく書くのは苦手だけれど、少し字の大きさに対して気持ちが変わりそうです。
ぜひご覧になってくださいね。
お題は「字」です。
私も学生の頃字が小さい、薄いとよく言われてました。
大きく書くのは苦手だけれど、少し字の大きさに対して気持ちが変わりそうです。
ぜひご覧になってくださいね。
2011年2月12日土曜日
あなたの好きな花も知らずに
洗濯機回す真夜中 あのひとと恋人のする会話を思う
髪の毛は鎖骨あたりまでのびました そろそろ会いに行っていいですか
あのひとはいつも優しくわらうので私を認識してるか疑う
いっしゅんの日なたに呆けてる縁側 あなたの好きな花も知らずに
髪の毛は鎖骨あたりまでのびました そろそろ会いに行っていいですか
あのひとはいつも優しくわらうので私を認識してるか疑う
いっしゅんの日なたに呆けてる縁側 あなたの好きな花も知らずに
2011年2月9日水曜日
春なんて待ってない
待ち合わせ場所へゆくのを引き止めたい これからあなたは優しいんでしょ
泣いたなら足手まといね 見送ったあとは肉まんを買いに行くわ
今日もまた彼女のことを知ってゆく 私のことをはじに追いやって
大学はいちょうの黄色 これからはどんどん寒くなる それでいい
あの声にあの子の声もついてくる 大事にしていたのにな、のにな
「しあわせにならないで」を言う引き換えに捨てなきゃいけないあったかいもの
泣いたなら足手まといね 見送ったあとは肉まんを買いに行くわ
今日もまた彼女のことを知ってゆく 私のことをはじに追いやって
大学はいちょうの黄色 これからはどんどん寒くなる それでいい
あの声にあの子の声もついてくる 大事にしていたのにな、のにな
「しあわせにならないで」を言う引き換えに捨てなきゃいけないあったかいもの
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