2009年5月28日木曜日

ほろ酔い(題詠2009より)

今まで詠んだ歌の背景とか、ちょっと書いてみようかなと思います。
完全な気まぐれですが(笑)
今日はさいきん詠んだ題詠2009から2首。


まだほんの序章なのだと気づいてる 嵐のまえのほろ酔いのよる(034:序)

恋かな、そうじゃないかな?という時期は、ほろ酔いに似てると思います。
その人に会ったり話したりすると、なんだか落ち着かなくて、ふわふわしていて。
またそういう時期の、なんでもない飲み会の帰りに、
ぼーっとしながらその人のことを思い出したり。
だけど、これはまだほんの序章、
これから恋が始まることも、うれしいこと悲しいこと含めてたくさんのことがやってくるのも、ちゃんとなんとなくわかっていることを詠みました。



さらうことすらできないくせに君のその恋も嫉妬も忘れられない(011:嫉妬)

ある救われない恋に傷付いている男の子がいて、
その哀しみにほんとうは惹かれていました。不謹慎だけど。
だけど結局、なにもしてあげられなかった。
逆に傷つけてしまったくらいで。
だけどほんとは、あの姿がずっと残っていました。
なにもしてあげられない人間は、なにもしてあげられないなりに、
何も言わずにいるべきなんだということを改めて思いました。
さらうこともできないくせに、中途半端に近づいてしまった自分が嫌いでした。





「しあわせになって」はひどく他人事とわかっていても願ってしまう(藤野唯) 

2009年5月24日日曜日

037:藤(藤野唯)

愛されてみたかったんだ 藤の咲く下で静かに破裂する卵(らん)

036:意図(藤野唯)

意図的にあなたの癖をくりかえす うつってなくても うつしてなくても

035:ロンドン(藤野唯)

ロンドンに行くつもりはない 私にはお金もないしあなたもいない

Unknown

熱を出しました。
微熱より少し高めの(当社比)

でも発熱したのが金曜日だったので、
休日ゆっくりしてだんだん治ってきました。
さっきちょっとだけ部屋の片づけをして洗濯機のスイッチを入れたら、
ちょっとだけくらくらしたので座ってます。

こんな日はまた寝て短歌詠んでゆっくりしよう、雨だし。


さいきんストレスがたまってた気がするので知恵熱かな(笑)


明日からはまたお仕事なので、しっかり治して行きたいです。
もうちょっと、力抜いていこう。




発熱はいつも遠い日の夢をみているようでさらに寂しい(藤野唯)



2009年5月10日日曜日

034:序(藤野唯)

まだほんの序章なのだと気づいてる 嵐のまえのほろ酔いのよる

033:冠(藤野唯)

銀色の冠よりも一匹の羊がほしい さびしいのはいや

Unknown

おひさしぶりです。
新居にてやっとネットがつながりました。

このひとつき半のあいだ、
お引越ししたり、社会人になったり、いとなつさんからいとなつさんとゆずちゃんの歌集を頂いたり、岡本さんの付け句に携帯から投稿したりしました。

仕事が始まったばかりのときは、もうなんか希望も夢もないくらい疲れてたんですけど(特に最初の一週間)、リズムが着いてきたようです。
短歌のお友達は社会人の方のほうが多いので、皆さんにアドバイスもらったり励ましてもらいながらがんばりたいです(笑)

短歌はまたのんびり詠んでいきたいです。
こないだ一首、ひさびさにけっこう集中して作ったので、のちのちその紹介が出来るといいなあ。
題詠もまた動かなきゃ。




今日はマンションから出たら空気がむわっとしてました。
確実に、夏は来てるんですね。