2016年6月3日金曜日

未来6月号

経血を洗い流す夜 非道いことわたしにしたひと元気だろうか

残された食事は腐敗し始めて夏のすべてがわたしを責める

被害者の顔した人の回廊に夕立もっと怒鳴ればよかった

加湿器の霧を見やれば不細工な記憶ばかりが手を振っている

教わった星を数えるいつまでも屑のまんまで生きていてね



今が満たされているからと言って、忘れていないわけではない。
私の場合歌にしようと思うのは、その人に対して言いたかったことが言えなかったからなんだろうな。

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