2008年11月21日金曜日

Unknown

やさしさがほしかったから誰にでもやさしくしていたのは嘘じゃない

もうずっと布団にもぐっていたかったかなしみなんて見逃したかった

傷がつくのは一瞬のことなのにあとから自分で広げて泣くんだ

あのひとは彼女と別れたけど悲しいくらいに私に関係はない

ぜいたくは言わないけど半年くらい眠らせてほしい愛してほしい

もう歩けないわけじゃなかったんだけど助かりたかった倒れたかった

ただでさえ泣き出したいのに鏡にはみにくさだけしか映っていない

彼女にはわかるはずないということがこの悲しみのたったひとつの

2 件のコメント:

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    “たったひとつの~”の後が切れているのが、いいですね……なんなんだろう、“救い”かな……“誇り”かな……でも、そんなことどうでもいいんだよね。

    “わかるはずない”んだから。

    ……なんてことを考えてしまうくらい、いいよね……

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    岡本さんこんにちは。
    ありがとうございます!

    幸せいっぱいの彼女にはわかるはずないということは、簡単に言ってしまえば負け惜しみとかになると思うんですけど、それすら私には大事でした。
    うまく伝わったなら嬉しいです。

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